スキンケア情報

女性のwithコロナニューノーマル【美容・健康編】

2020年の初めから、拡大した新型コロナウィルスの流行から、人と直接会う機会は減り、人前ではマスクの着用が当たり前になるなど、生活様式の変化は、日々の暮らしだけではなく、女性たちの美容やおしゃれのあり方にも大きな影響を与えています。

美容感度の高い女性たちにオンラインインタビューを実施しました。

コロナ禍の変化に戸惑いながらもwithコロナを受け入れ、美容を通じて前向きに過ごしている女性たちの美容行動の変化や思いをお聞きください。

今回の調査ポイントはこちら!

  • 外出自粛だからこそ自宅でセルフケア
  • オンラインやマスク着用でもオシャレに工夫
  • ヘアスタイルやヘアカラーにも変化
  • 美と健康を考えた食生活
  • 入浴でさらにリラックス効果を高める
  • 美容やおしゃれを気分アップのきっかけに

外出自粛だからこそ自宅でセルフケア

withコロナの時代により、生活様式の変化は、女性たちの美容に対する意識にも影響を与えていました。

2020年の春は初めての緊急事態宣言が発令されて、エステサロン、ジムも次々と休業になり、美容クリニックにも行きにくくなりました。今回インタビューした人達にはそうした場所を利用していた人も多く、専門家による美容のケアが受けられなくなった事で美容面でも不安を感じたようでしたが、「コロナを言い訳にして美容やボディケアを疎かにしたくない」と気を取り直し、自宅でのセルフケアに切り替えた女性も多かったです。

また自分なりにあらたな方法を試すうちに「美容の視野が広がった」と感じた女性もいました。

コロナ禍のスキンケアは?

20代女性

通っているエステサロンの美容液を取り寄せ、スペシャルケアの頻度を増やしました。

30代女性

今まで使ってなかった美顔器を取り出して、ほうれい線ケアやリファでリンパマッサージを始めました。

40代女性

美容研究家のYoutubeを参考に、時間のかかる顔筋トレーニングを始めました。

体型維持はどうしてる?

体型についても同様で、外出自粛となりジムに通えなくなると、早々に自宅でのオンラインレッスンに切り替え、ボディラインが崩れないようにトレーニングを熱心にされた方も多くいらっしゃいました。

30代女性

オンラインレッスンで週5回、1時間半のパーソナルトレーニングをしています。オンラインレッスンでもボディにメリハリがついてきました。

40代女性

おうちヨガ用に少しキツめのウェアを購入して、ボディラインを意識しながらトレーニングをしています。

20代女性

毎日長時間、トレーニングをしていたら、体型は引き締まってきたものの、「体脂肪が少し減りすぎ」とトレーナーから言われてしまいました。

オンラインやマスク着用でおしゃれに工夫

在宅勤務や外出自粛により、会議やプライベートの飲み会などのオンライン化が始まると、すぐに画面越しにきれいに見えるメイクを研究している女性もいたようです。

顔を明るく照らし美肌に見せるリングライトを早々にネットで購入して、肌の血色をチェック。

Zoomなどのオンライン用アプリの肌補正も利用している女性は多いはず。

彼女たちは、「オンライン映え」するメイクを行うようになってきています。

オンライン映えが流行になる!?

20代女性

モニターにどう映るかを友達とテストしたりしました(笑)

顔がオンライン映えするようにスリーコインズでリングライトも購入しました。

20代女性

オンラインでメイクした自分の顔を見たときにテカって見えたので、メイクでハイライトを入れなくなりました。

アプリの肌補正も利用しながら、一人でオンライン映えを研究しています。

マスク着用でどう変わる?

外出時にマスクが欠かせない生活が続くようになると、素材屋デザイン別に数種類持ち、TPOにあわせてマスクを使い分けしている女性もいました。

またマスクで隠れない目元のメイクを濃くする女性や、大振りのピアスで華やかさを演出する女性、まとめ髪にして顔周りをスッキリさせるなど、マスクを含めた装いを楽しむ工夫は、すでに日常化していました。

30代女性

マスクでオンオフの切り替えをしています。洋服に合わせてマスクを選んだりすることが増えましたね。仕事の時は、不織布のマスクを使用しています。使い分けすることで、気持ちの切り替えになるので、是非おすすめしたいです。

40代女性

洋服だけでなく、マスクにもこだわりを持っている風に見せたくて、西陣織のマスクを購入しました。仕事でお客様と対面するときは、不織布マスクの上から、西陣織のマスクを着けて会話するようにしています。

ある女性は、在宅勤務でも通勤時ト同じようにしっかりフルメイクをして服もおしゃれにコーディネートして着替え、香水もつけて仕事に取り組んでいました。彼女は「出勤しなくても生活のルーティンは崩さない。気持ちが引き締まるし、キレイにしている事で、テンションがあがる」と話してくれました。

また在宅で長時間のパソコン仕事となり、自分の手元を見る機会が増えたことで、キレイな手でいると自分の気持ちが上がる事に気づいた女性もいました。

彼女はそれまで人からキレイにみられたくてネイルサロンに行ってましたが、今は”自分が嬉しい気持ちになるため”にハンドクリームを買い足し、丁寧にケアをしてキレイな手になるように努力していました。また、ネイルサロンに行けなくなったことで、この機会に自分の爪をやすませ指先の健康も考えるようになったと話してくれました。

ヘアスタイルやヘアカラーにも変化

髪については、ヘアサロンに行けない、人と会えない自粛期間をチャンスととらえ、グレイヘアにチャレンジした女性もいました。

また思い切って新しいヘアスタイルに変えたことが、コロナ禍での気分転換になっただけではなく、自分の新たな魅力に気づいた人も多かったです。

この先も再びヘアサロンに頻繁に行きにくくなることに備えて、髪が伸びてもキレイに保てるヘアスタイルをオーダーしたという意見も多く見られました。いつもと違う生活はヘアスタイル、ヘアカラーを変える機会となり、こもりがちな暮らしの中で気分をリフレッシュさせるきっかけになっていたようです。

コロナ禍でのヘアスタイルの変化

30代女性

長期間サロンに行かなくてもなんとかなる髪形に変えました。伸びてもキレイをキープできるように。

40代女性

ずっと自粛していたけど、髪を切ったことで新しい自分になれてウキウキしました。外からの刺激が無かったら、自分が変わるしかない。

美と健康を考えた食生活

食事についても、家にいる時間が増えた分、料理に手をかけ、薬膳やマクロビオティックを学んだり、食事で免疫力アップを目指したり、体の内側から健康で美しくなることを心がけていました。

30代女性

免疫力アップのために発酵食品生活に舵を切りました。健康にも美容にもいいと聞いたので。

30代女性

自炊する事が増え、素材から自分で選んだものを口にする事ができる。野菜中心にしたおかげか、肌荒れも改善しました。

長時間の入浴で気分をリフレッシュ

夫や子供と自宅で過ごす時間が増えた女性にとってはお風呂が唯一、自分だけで過ごす静かな空間になっていました。色々な香りの入浴剤を揃え気分によって毎日変えてみたり、瞑想やマッサージをしながらゆっくり半身浴するなど入浴が気持ちのバランスを整える大事なひとときになっているようでした。

30代女性

今まで以上に、いろんな香りの入浴剤を揃えるようになりました。

楽天で毎週のように入浴剤を漁っています。

20代女性

瞑想やマッサージをしながらゆっくり入るお風呂は、気持ちのバランスをとる大事な時間になっています。

美容やおしゃれを気分アップのきっかけに

インタビューからは、コロナ禍によるストレスや不安のある生活を強いられているという方が多かったですが、ステイホームとなって家で過ごす時間が増えたことは、自分自身の美と健康を見つめなおすいい機会になったとポジティブな面も多く意見が集まりました。

「人と会えなくても、おしゃれやメイクをしている方がモチベーションが保てる」という声とともに、我慢の続く生活の中でも、「コロナのせいにして、理想とする自分の外見や内面でいられなくなあないようにしたい」、「自分自身のために美容を心がけていたい」といった自分を勇気づけるような意見も印象的でした。

今回の調査は、美容や身だしなみに関心が高い女性へのインタビューでしたが、コロナ禍が続いて、暮らしに様々な変化が起きても、美容やおしゃれをすると気持ちがあかるくなったり暮らしに充実感が持てるなど、美容がもたらす女性へのパワーの源を改めて感じました。

思うように人に合えない、不安や寂しさがあるそんな今だからこそ、自分に合ったペースでいつもより丁寧なスキンケアや身だしなみに手を掛けてみると、前向きな気分になれるかもしれませんね。